農村地域における地域支援活動から見えてきたこと
相川 章子
新潟県の山間地の精神障害者通所授産施設を中心として行った地域生活支援活動について、3年間の利用者とのかかわりを通して、筆者がPSWとして気づき、学んだプロセスについて整理した。①出会い、②共にいる、③自己覚知、④共同作業、⑤地域との交流、の5つを繰り返すことで関係性が育まれ、地域のなかで共に生きる活動へと広がっていく。このプロセスそのものが地域支援につながっていくことを事例を通して明らかにした。
日本精神保健福祉士協会誌「精神保健福祉」
Vol.32/No.3
通巻44号