キリスト教信仰を有する日本人夫婦の葛藤に関する臨床的検討 : KJ法及び双対尺度法による問題点の抽出
藤掛 明
現代日本のキリスト者夫婦がどのような問題を抱え、またその解決に向けて当事者や教会がどのような対応を示しているのかを探った。そのため、深刻な夫婦葛藤20例の聞き取りを基にしたKJ法類型、多変量解析による軸の抽出と命名、典型事例の臨床検討を行った。KJ法、統計部分はすべて本人が担当、考察部分は共同につき本人部分抽出不可能である。
聖学院大学総合研究所紀要
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