非行少年の貼り絵の分析・点描方法における裏面貼りと重ね貼りについて
藤掛 明
点描式による貼り絵作品を、描画テストの立場から分析する為に、貼り絵の特異な点描が方法に着目し、統計及び事例から会社久仮説を提示した。提示にあたっては、ロールシャッハテストなどに見られる知覚分析の「色彩刺激の質感刺激の処理」の枠組みを基に意味づけを行った。また、典型作品6例を取り上げ、事例研究的に検討し、仮説の妥当性を検証した。
臨床描画研究 Ⅲ/ 家族描画研究会(現日本描画テスト描画療法学会)発行