大学の開放授業講座(リカレント教育事業)におけるリカレント受講生と正規学生の間に生じた教育的作用について―ジェネレイショナル・サイクルの視点から―
小池茂子
本論では、埼玉県の社会福祉課と埼玉県下に所在する大学間の協定に基づいて実施されている「大学の開放授業講座(リカレント教育事業)」の一環として開講されてい授業「現代社会と社会教育」で、10代後半、20歳代の現役学生と、60歳代・70歳代の社会人が同じ講義を受講する事を通じて、高齢期を生きる受講生の存在が現役の学生の思考に如何なる影響を及ぼしているのか否かを、受講生の感想(3年分)をテキスト分析の手法
日本生涯教育学会論集
日本生涯教育学会
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