初級段階での慣用表現 ―身体語―
日本語学習においての慣用表現は、中級レベルにおいても少しずつは導入されるが、その多くは上級および超上級レベルにおいての主な学習項目の1つであり、上級レベル到達後に多種多様な慣用表現を多量に学習する。 初級からの慣用表現導入を目的とし、600余りの新聞記事から慣用表現を全て拾い、最も多く使用されていた身体語の慣用表現を分類分析し、初級レベルでの導入に適しているか否か等導入時期を検討した。