外国人幼児の保育を通した保育者の気付きと実践の問い直し(3)-共生に向けた保育へ-
佐藤 千瀬
日本保育学会 第61回大会
本報告では、保育者が自らの実践を自覚し、多文化保育を考える上で、どのような視点が必要であり、多文化保育がどのように可能になるかを探った。研究方法は、3つの幼稚園で参与観察と保育者へのインタビュー調査を行った。本報告では、「外国人幼児と日本人幼児に対する保育の問い直し」に焦点を当てた。調査の結果、保育者が自らの考えと保育を問い直し成長していく姿とその4つの段階が明らかになった。(p 264)