「外国人」の生成と位置付けのプロセス―A幼稚園での参与観察を事例として
佐藤 千瀬
小論では、3歳児と4歳児が、幼稚園において外国人園児の個々の差異を認識し、その差異をもとに「外国人」として位置付けていくプロセスを、外国人園児の置かれた日常的な学級集団のコンテクストとの関連で明らかにした。さらに、外国人園児が底辺に位置付けられていく、プロセスとその問題性が明らかになった。研究方法は、日本の私立幼稚園の3・4歳児クラスの外国人園児、日本人園児、保育者を対象に参与観察を行った。(pp
『異文化間教育』
異文化間教育学会
第21号
http://ci.nii.ac.jp/naid/40006701932http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10093005http://id.ndl.go.jp/bib/7307212