国際児に対する保育者の捉えと日本人園児の実態のずれ―A幼稚園の3歳児クラスの集団形成過程を通して―
佐藤 千瀬
小論では、日本の幼稚園の3歳児クラスにおいて、現実の「国際児に対する日本人園児の実態」と「保育者が捉えた国際児に対する日本人園児の実態」の間のずれを明らかにした。そして、日本人園児と国際児の双方に対して必要な援助がなされていない現状と課題を明らかにし、両者への具体的な援助の提言をした。研究方法は、日本の私立幼稚園の3歳児クラスの国際児及びその親、日本人園児、保育者を対象に参与観察を行った。(pp.
『学校教育学研究論集』
東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科
10
第10号
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000978245http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11321329http://id.ndl.go.jp/bib/7132515