「学びの快さ」の原風景
寺﨑恵子
古今の教育論が学びの関係行為に快さを捉えてきたことを明示した。人間は、学ぶ(まなぶ・まねぶ)ことに生きられた快さをもつ。このような学びの快さには、能動的でありながらその基底に受動性をみることができる。この把握をもとにして、娯楽や遊びにおける学び・人間形成作用の可能性を古今の教育論が捉えていたと考えられる。
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