報告 子どものこころと絵本研究会主催 絵本ワークショップ「絵本をからだで感じてみる」
寺﨑恵子
絵本ワークショップ「絵本をからだで感じてみる」の内容を報告した。たとえば、かがくいひろし『だるまさんが』や『だるまさんと』をからだの感覚で読むと、文字を読むこととは異なる自然な動きが生れてくる。竹内敏晴の「声のレッスン」や野口体操の「寝にょろ」等のワークを通じて、表情が和らぎ、互いの息づかいを感じて声の調子が変化した。語感や間の感覚から、読みが生き生きとすることが明らかになった。
聖学院大学総合研究所NEWSLETTER
29
2