ホモ・コントリビューエンス
加藤尚武
貢献心を先天的な人間の本性のうちに探るという意図のもとに編まれた著書において、近世徳川期のいわゆる「心学」思想の唱道者、石田梅岩をあつかい、その貢献心を学問というかたちで町民を中心にひろめたその思想の意味と広がりを論じたものである。第三部 「石田梅岩「心を知る」学問と貢献」。石田梅岩の心学を貢献という主題から解き明かした。
石田梅岩「心を知る」学問と貢献
338-366
未来社
552