関係の倫理学と翻訳 和辻哲郎ないし解釈学の立場
清水正之
ライプツィヒ・ワークショップ(科学研究費による国際研究会:テーマ「哲学と翻訳」、ライプツィヒ大学
ライプツィヒ大学・京都大学
ドイツ ライプツィヒ
哲学と翻訳をめぐる研究会課題に対して、 近代日本の関係の倫理学の方向を、和辻哲郎、森有正の議論を検討し、日本人の倫理観における関係をめぐる思索が、翻訳の困難さを指摘している点を指摘しつつ、解釈学的立場がある種の普遍性を持ちうる可能性を考察した。