明治の道徳哲学とキリスト教ー西村茂樹『日本道徳論』をとおしてー
清水正之
明治の宗教政策・道徳教育に大きな影響をおよぼした西村茂樹の日本の諸思想・諸宗教とキリスト教との関係を論じ、維持期の反キリスト教的道徳教育、宗教政策の背景にある考え方を、幕末からの思想史的流れの中で、その哲学的基盤から解明しようとした論考。
福音と世界
新教出版社
7
1