小学校教職課程における外国語を充実させるために
小川隆夫
文部科学省は東京学芸大学に委託し、大学における教員養成で、小学校における外国語教育の教科化への対応や、中・高等学校において「話すこと」「書くこと」の指導力の向上を狙い、教職課程の改善と充実した取り組みができるようにコア・カリキュラムを作成した。本稿では小学校教員を目指す学生の課題を述べ、コア・カリキュラムに沿った教職課程の中で最も重要視されるべきが音声指導であることを明らかにしている。
自立した学習者を育てる言語教育の探求(9)-小中高大を接続する言葉の教育として-
公益財団法人中央教育研究所研究報告
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