「エイゼンシュテイ ンのビオメハニカ」
畠山 宗明
早稲田大学演劇映像 学会第22 回研究発 表会、早稲田大学。
論文「動くものの世界」で考察したエイゼンシュテインの動画理解を、ミリアム・ハンセンらによるモダニズムとモダニティの問いに接続させたもの。しばしばフォルマリストと呼ばれるエイゼンシュテインの映画理論が、実は観客論的なものであることを指摘し、さらにそうした傾向が古典期の映画理論全般にみられることを確認した。