「エイゼンシュテイ ンの「描写」と「形象」」
畠山 宗明
エイゼンシュテインによる独自の「イメージ」の定義を論じたもの。バルト、メッツ以降、「イメージ」は可視的、非人称的な像とみなされるようになっているが、古典期の映画理論には「心に思い浮かべる」という古いニュアンスが残っている。そのことをエイゼンシュテインの映画美学から論じた。
『演劇研究センター 紀要』IV