知的障害児に対する情動制御能力発達促進介入の有効性
大橋良枝
日本感情心理学会第26回大会
日本感情心理学会
東京 東洋大学
知的障害(太田ステージ評価ステージⅠ-3)、自閉症スペクトラム障害と診断された児童の他害の問題が知的特別支援学校教師から心理士に相談された。観察した心理士は情動制御発達の問題を査定し、教師に査定に基づいた介入をするよう伝えた。2週間で教師は当該児童の指導に希望を持ち始め、半年後に児童の知的水準はステージⅢ-2後期まで上がった。本研究では本事例を用いて、情動制御と知的水準の関係から事例を分析・考察す