日本人労働者と外国人労働者の多様性に対する認知 ―サブグループ力学から考察する多様性の影響―
八木規子
国際ビジネス研究学会第21回全国大会
国際ビジネス研究学会
北海道札幌市
本研究は、長期間にわたるインタビュー調査に基づく質的研究により、日本人労働者と外国人労働者がともに働く日本の地方中小企業の職場において、労働者および雇用者がどのように職場の多様性を認知し、そしてその認知の仕方が職場の生産性にもたらす影響を、フォルトライン(組織の断層)理論をはじめとするサブグループ力学の観点から分析するものである。