九世紀漢文学史における「貞観の治」と文章経国思想
文部科学省
科学研究費補助金(研究活動スタート支援)
木下 綾子
研究活動スタート支援
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/22820065.ja.html
9世紀の漢詩文隆盛期である嵯峨朝(810-23)、清和朝(859-77)、宇多朝(889-97)に初唐・太宗の「貞観の治」の文学観・政治観の影響が見られ、文章経国思想の発生と展開がこれらの受容に基づくことの解明を目指した。