光源氏と宇多上皇─六条院行幸における栄華の諸相─(修士論文)
木下綾子
延喜天暦聖代観を媒介に漢文資料の使用によって『源氏物語』「藤裏葉」の六条院行幸における光源氏と冷泉帝父子を史上の宇多太上天皇と醍醐天皇父子に比定し,光源氏の院政的権力・権威構造を論じた。
修士(文学)(明治大学01441999103)