「主体的・対話的で深い学び」を目指すオンライン授業の考察 : コロナ禍での「総合的な学習の時間の指導法」等の授業実践を踏まえて
井上兼生
新学習指導要領が掲げる「主体的・対話的で深い学び」をオンライン授業で実践する場合の課題等について,筆者のオンライン授業実践体験を踏まえて考察する。特に,教科横断的な授業の核となる「総合的な学習の時間」のオンライン授業について検討する。授業における身体的コミュニケーションの重要性という視点から,オンラインと対面のハイブリッド授業の必要性を論じ,今後の展望を探る。
聖学院大学論叢
第33巻
第1・2号合併