『ZUKO展―図画工作の現在と未来』
柴﨑裕
進行する新自由主義的な行政改革、教育改革のなかで、図工・美術教育はかつての推進力を失いつつある。それら改革は「美術教育とは何か」という自明性を揺るがし、私たちはもう一度、教科の確かな存立基盤を確認する必要に迫られている。本展覧会は、このような状況のなかで、大学と小学校現場が出会い、課題を共有し、美術教育の現状を克服するための共同研究の必要性についての考察をした。その現状までの成立過程、成果と課題の
報告書『大学と図工教育の現場が出会うことから』
東京都図画工作研究会+東京学芸大学美術学科