『今ここにないものの兆し』
柴﨑裕
新自由主義的な行政改革は、教育現場にさまざまな変化をもたらしている。その現状における「教師と子ども」の関係性の上で、教職の動機となる「喜びの源泉」とは何かを考える。レニ・リーフェンシュタールの『ヌバ族』(アフリカ未開住民の写真集)の小4鑑賞授業実践から、「教え/教えられる」ではない、教師と子どもの関係の見直しを迫られるエピソードに着目し、「私の教師としての喜びとは何か」を明らかにした。
雑誌『教育』
国土社