ケージから離れて—— クリスチャン・ウォルフと間隙の作法
久保田翠
アメリカの作曲家クリスチャン・ウォルフ(1934-)が、その唯一の師となるジョン・ケージ(1912-1992)と出会い、どのようにして作曲を「学習」していったかを、ウォルフ自身のインタビューや文献を元に辿った。また初期の五線譜の作品から1958年末に導入される図形楽譜へと至る過程を追い、ケージの影響を次第に離れて自身の独自の方法を編み出して行く過程を検証した。
『表象』
月曜社
08
http://ci.nii.ac.jp/naid/40020090747http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12210276http://id.ndl.go.jp/bib/025515554