「生活科」発「総合的な学習」身近なヒト・モノ・コトとのかかわりが育てる「生きる力」
「問題を発見する」ことは「子ども自身が自分のやりたいことを見つける」ことであり、問題解決学習の要であると同時に、学習の成果を真の生きる力として統合する総合的学習の時間における活動の基盤でもある。この研究では、第1学年の生活科における「秋とあそぼう」の単元の学習活動観察から、子どもがその子どもにとって意味ある対象と出会い、問題を見出せるようになる経緯をたどり、その過程での教師の配慮を考察した。
子ども自身を高める価値ある存在との出会い
pp.23-30
東京書籍
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