ディアロゴスー手探りの中の対話
片柳榮一
近代文明という異他的なるもののうちに放りだされている我々がこの異他的な知のシステムを、このシステムによってもたらされた環境世界そのものを理解してゆく思惟の歩み自身も一つの対話と言える。対象に問いかけ、その反応を読み解く。
第三章 この世界に新しい《始まり》を出現させること
pp.114-134
株)晃洋書房
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